中小企業のSNS活用、初歩の初歩


こんにちは。リノバス制作部の高橋Bです。本年もよろしくお願い申し上げます。

休暇中、SNS上で企業様の新年のご挨拶をたくさん見る機会がありまして、久々のブログ記事はソーシャルメディア関連の内容にしようと決めてました!(笑)

SNS活用については、昨今営業現場で最も飛び交う話題の一つになっていますが、企業経営にとって、どうこれらSNSとか関わっていくべきか、SNS×ビジネスの超基礎的なところをお話しようと思います。

お客様との商談やクライアントとのミーティングで、

「最近流行りのあのSNSどうなの?」
「他社でのいいソーシャルメディアの取り組み事例教えてよ!」
「Instagramやったほうがいいかなぁ…」

などなど、本当によく聞かれます^^;

そんな質問をいただきますが、こちらからも「なぜそのサービスをやろうとお考えに?」「今の活用状況は?」と質問を返してみると、みなさん結構振り回されてるんだなぁ…と感じることもしばしば。

FacebookにTwitter連動で自動ポストしかしてなかったり、B2BなのにInstagramでフォロワー増やすのに勤しんでいたり…時折そういう方々もいらっしゃいます(T^T)

チャレンジすることはとても重要ですが、ただただ「流行りモノには乗っからなきゃ!」「周りがやってるから!」と、根本を理解せずに勇んで突き進んでしまうと…何がメリットで何がデメリットかも学び取ることが難しくなってしまいますよね。

やれソーシャルメディアだSNSだと、言葉はひとくくりに扱われる事が多いですが、サービスそれぞれに特徴があり、関わり方も踏まえるべきポイントがいろいろあります。

そうした各論に進む前に、SNSを活用することがみなさんのビジネスにどんな効果を生み出すことができるのか、しっかり検証して臨まなければ、ただただ環境の変化に振り回されることになってしまいます。

そんな場面でよくさせていただくのが、“SNSがインフラ化したことで、情報流通経路が変わったんですよ〜”というお話です。

SNSのインフラ化がもたらした情報流通経路の変化とは?

すごーく基礎的なところからお話ししますが、SNSというと”人と人との関係を強めるコミュニケーションツール”という様に言われますよね。もちろんその通りです。個人で様々なSNSを利用されている方は、実感があると思います。

ビジネス上のつながりであっても、商談の場面では話すことのなかなかなかったプライベートな話題でお互いの理解を深めたり、共通の知人の話題で距離感が縮まったり。特別深いコミュニケーションをとっていない方同士であっても、目にする機会の増加が距離を縮め、親近感をもたらしますよね。

しかし、人と人との関係から人と企業の関係…となった瞬間、

・既存顧客との関係強化のためにはどうすればいいのか…
・どうやって見込み客を会社・商品・サービスにつなげていくか…
・とにかくフォロワー数を増やすためにいいアイデアはないか…

と、急に商売寄りな思考になってしまうケースが多いようです。ビジネスへの活用=すぐに商売に直結せねば、という意識が働くからでしょうか。

こんな思考に支配されたままSNS施策への落とし込みを始めてしまうと、逆効果になりかねません。

そんな時は難しく捉えず、SNSがインフラ化した事で、便利な情報流通経路が出来た!と考えると少し気楽になれます(笑)

企業の商品やサービスのプロモーションを一つ例にとりますと、

SNS台頭以前の情報伝達例では、
訪問営業やテレアポ、ラジオCM、雑誌や新聞広告、折込チラシ、DM、FAX、etc..企業(情報発信者)が、不特定多数の方々に向け能動的・積極的に告知を行って、聞く、見る、開く、の選択を行った消費者が情報を得るという流れ。現代でも情報伝達手法のメインとなっている場合が多いですね。


ただやはりコストをたくさん掛けても効率が悪く、広がりもあまりありません。

自分は十数年ずっとウェブ屋さんをやってきたので、こうした営業手法を少しでも減らしたいと常に考えています。
なぜかと言えば、売り込んで買ってもらう取引では、宣伝費や販売活動費はもちろん、実際に受注してからの制作作業も、運用においても、様々なコストが増大してしまい、お客様にも自分にもデメリットが多いからです。

ウェブサイトを見て、「おたくの商品が欲しい」と事前に我々の仕事を評価していただいて声をかけていただける、そんなお客様との仕事では、とてもいい成果物が生まれ、お互いをパートナーとして長く良好な関係が築けると実感しています。

話がちょっとそれてしまいました^^;

で、ソーシャルネットワークを介した情報伝達はというと、興味あるいは需要を持つ人が、検索し、見つけ、購買・消費し、情報拡散(シェア)していきます。あるいは商品やサービスを実際に利用している人が発起点となり、全く新しい発信を行い、それが流通していく流れです。

つまり興味・関心や個々人のつながりによって伝搬していくので、その情報を欲している人に届きやすくなっていて、とても効率的な情報流通の仕組みになっているわけです。

企業でのSNSの活用は、顧客・見込み客とのコミュニケーションをどのように行って関係強化を行っていくかという以前に、その効率的な情報流通経路をどう活用すべきか?という考え方を強く持たなければならないと私は考えています。

この部分に気づけば、「今注目のあのSNSサービスでなんかやってみよう!」という前に、もっと自社のサービス・商品がSNS上に流通するよう、ネット上に掲載する情報をしっかり整備する事がいかに重要か、ご理解いただけると思います。

まとめ

SNS活用の考え方として、まず最初に念頭に置くべきは、その効率的な情報流通力だというお話しをさせていただきました。

そのことを常に意識していればこそ、自社にとってふさわしい活用方法が何か、行動施策を考える判断基準が生まれるはずです。

SNSを活用するという事は、企業アカウントを作成して、そのコミュニティで何かやる!という事ではないんです。

未だに多くの企業がこの重要な部分をすっ飛ばして、自社サイトをしっかり整備しないまま、SNS上で何かやらなければ…と考えてしまっているのはとても残念な事です。

ソーシャルメディアは壮大なインターネットの中の情報流通経路の一つ、その考えを是非念頭においてみてください。

何が購買の決定打になるのか!?

まとめておいてなんですが、でもSNSの話なので、もうちょっとだけ^^;

ところで、あなたが何かの商品の購買やサービスの利用を考える時、何がその意思決定の決め手になってますか?

おそらくいくつかの商品・サービスを探し、調べ、比較検討されますよね?そんな時、企業から発信される情報だけで判断はせず、実際に利用されている方の声を頼りにされることも多いと思います。失敗したくないという思いは誰しも共通のもの。インターネット上には利用者の声が次々と蓄積されていきます。

例えば、「この分野ならあの人の意見を聞こう!」ということは、これまでもたくさんあったのではないでしょうか?こうした相談は、インターネットそしてSNSの台頭により加速するとともに、そのやり取りを多くの方々が簡単に取得できる状況になっています。

購買の決定打になるのは、いいことばかり書かれた企業発信の情報ではなく、「実際の利用者のレビュー」だったり「あなたが信頼できる人の言動」だったりしますよね?

同じ情報であっても、確固たるブランドを確立していない中小企業がSNS上に投下した情報よりも、企業外の第三者がシェアしたほうが、注目度も説得力も高まります。

「あの人がこの企業のサービスをおすすめしている」
「えーあの社長んとこは、ここと取引あるんだなぁ」

多くの方が、Facebook、Twitter、LINE…様々なSNS上でそんな事を実感されていると思います。

機会があれば、それぞれのSNSの特性、各種サービスとあなたのビジネス分野との親和性についてお話しできればと思います。

個人でのSNSの活用もあんまりよくわかなくて…という社長さん、次世代経営者のみなさんいらっしゃいましたら、お声掛けください。社員のみなさんに知られないように、こっそり、社長のIT家庭教師やりますよw

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