動画配信サービスで見かけるビットレートとは?

興味と勢いだけでなんの知識もないまま地方のWEB制作会社「にゃんでもウェブ」に入社し、WEBサイトや通販サイトの運営で困りまくるとってもつかえない新卒ネコ「にゃんぺろう」の困った日常を紹介しつつ、WEBサイトの運営に役立つ知識やノウハウなどについて紹介します。

今回のお題は、動画配信サービスなどの利用時によく見かける「ビットレート」についてです。

ビットレートってなに?

今日もお仕事が終わったにゃ〜。この後すぐ楽しみにしていたリノバス48のライブ配信が始まる時間にゃ!よし、車の中でスマホで見るにゃ〜。

…5分後。

にゃー〜〜〜!動画がカクカクしたりボヤッとしたりで落ち着いて見れないにゃーー!!?
にゃんぺろうさん、落ち着いてください!Wi-Fiに接続している私のスマホではちゃんとキレイに見れていますよ!配信の設定を見直してみてはいかがですか?
あ、あなたは営業部部長の松本さん!ありがとうございますにゃー〜〜〜!
ぽちぽち。…んー〜、見れるようになったけどなんか画質が荒いにゃ…。
そういえばこの「ビットレート」ってなんなのにゃ…?

音楽や動画のコンテンツをストリーミング配信で受信するサービスなどで「ビットレート」という言葉をよく見かけるようになりました。

このビットレートとは、1秒間あたりの映像自体のデータ量のことで、単位は「bps」と表記します。

「bps」とは「bits per second」」の略で、意味としては「ビット/秒」になります。
データの大きさに応じて「bps」「kbps」「Mbps」と分類されたりもしています。

つまり「1秒間の映像にどれだけの情報がつまっているかを示している」と考えるとわかりやすいですね!情報量が多ければ多いほど、高い質のデータになるということです。

ビットレートには種類があります

例えば「動画コンテンツ」は、「映像」と「音声」の2つの要素から成り立っていて、この2つの要素にもそれぞれビットレートが割り当てられています。

この「映像」と「音声」のビットレートを合計したものは「オーバルビットレート(総ビットレート)」と呼ばれています。

このオーバルビットレートこそが「映像」と「音声」が組み合わさることで作られる「動画」のビットレートということになるのです。

ビットレートが高い方がいいんじゃないの?

せっかくにゃら、キレイな画質の方がいいにゃ〜

…と、にゃんぺろうの気持ちもすごーく分かるのですが、このオーバルビットレートが高くなるほどデータ量も比例して増えていきます。
普及の進んでいる4K動画では、高画質ゆえに毛穴までくっきり映ってしまうほど鮮明な画質ですが、やはり膨大なデータ通信量になります。

基本的にストリーミング配信などはインターネット回線からコンテンツを受信するため、データ量の大きい動画になればなるほど読み込みに時間がかかってしまったり、カクカクと止まりながらの再生になってしまうこともしばしば。

つまり、にゃんぺろうの今の通信環境には見合っていなかった画質設定になっていたようですね。自分の通信環境に合ったビットレートが望ましいということになります。

画質を比較してみよう

にゃんとなく分かったけど、具体的にどう変わるのかにゃ〜…?あそこにいる営業部の岡田さんに聞いてみることにするにゃ〜。
…ふむふむ。じゃあ、お馴染みのYoutubeの場合はどうなのかを一緒に確認してみましょうか!

【144p/240p/360p/480p/720p/1080p】

Youtubeでは、こちらの中から画質を選択することができます。
今回は、この中の【240p】【1080p】を比較してみようと思います。

単位がビットレートの表記と違いますが、

【1080p】 は平均3Mbps程度、【240p】 は平均0.3Mbps程度

あくまで参考値ですが、上記のような目安で通信が発生しているようです。(状況によりもちろん変動します)
では、こちらの前提で比較画像を見てみましょう!

うむむむ…1080pの方はくっきりしてるけど、240pの方は荒くて曇ったような感じがするにゃ〜
静止画だとちょっと分かりにくいですよね、2つの画面を並べて、細かい部分を比較してみましょう。

並べてみると、一目瞭然ですね!

画質を優先している1080pは細かなディティールもキレイで動きもスムーズですが、やはりそれなりの通信速度を必要としますので、Wi-Fi環境下やパソコンで動画を見る場合などに適している設定です。一方、240pの方はかなり低画質になりますが、多少遅い通信環境でも再生することができました!

LTE回線や光回線など、高速通信のインフラも発展してきていますが、電波状況などの影響で受信感度も変わってくるため、その環境に合った設定にすることでスムーズに見れるようになるということですね。

最近は携帯電話ネットワークを使った通信の場合に最適な画質を撰択してくれる動画サービスやアプリもあるので安心できますが、ネットワーク経由の動画再生は比較的大きめなデータ通信となるので、携帯電話ネットワークで見る場合は契約プランやデータ量には注意しましょう。

無理なく最適な設定でコンテンツを楽しもう

にゃるほど!おうちに帰って光回線の通信に接続したパソコンで見ることにするにゃ!よく見たら電波アンテナ2本しか立ってませんでした(てへ

※リノバス48とは架空のグループです